松かさ B（エゾマツ：縦長）

北海道の大自然を代表する木と言えば「エゾマツ」
アカエゾマツとともに北海道の木に指定されてます。同じように広く道内で見られるトドマツも有名ですが、こちらの松かさはエゾマツで、本州では珍しいものかも知れません。
エゾマツはマツ科のトウヒ属、常緑針葉高木で、蝦夷（北海道の旧称）に生じるマツの仲間から由来しています。千島列島、樺太、中国東北部、シベリア東部、カムチャツカなどにも分布しています。まさに北の大地を象徴する松の種類です。

このエゾマツは20m以上の巨木で、木登りをして採取出来ませんので、落下物採取品となります。日々落下するものを日を置かず採取していますので、形の良い物が揃っています。本年の初秋から採取したものを一度天日でしっかり開かせた後、洗浄し、消毒をした後、もう一度天日で完全に乾燥させます。そして細かなホコリや松ヤニを丁寧に筆を入れて落としています。着色や脱色をしない自然の美しい色合いですので、ぜひ秋、冬の作品にお使い下さい。

【消毒方法】
薬品は使用せず、熱湯にて煮沸消毒（10分以上）をしております。お子様やペットがいらっしゃる方にも安心です。また、煮沸の際に松ヤニが表面全体に回り、外皮は若干の艶が残っています。またそれにより、パックから出した直後は多少の松ヤニの香りもございます。開封後に外気になじむと徐々に消えるかと思います。